
20数年前の取材と今の取材を比べると、荷物の量はあまり変わりません。ここ数年変化したのがデジタルカメラに変わったことによりフィルムが不要となったことです。
以前は荷物の半分以上をフィルムが占めていました。電池にしても充電可能な良い製品ができたことによりたくさん持って行かなくとも済みます。三脚もアルミからカーボンへと材質が変わり軽量化されました。衣類などは現地調達が基本です。このような点は歓迎なのですが航空料金が下がった分、荷物重量の制限が厳しくなりました。以前なら規定の倍ぐらいまでは無料でしたが、今は手荷物にまで厳しい重量制限が課せられます。
スーツケースの軽いものを買うことがまず大切です。今使っているものは5㎏。しかし軽いものは素材が薄く壊れやすいので2,3回が限度。そんなわけで我が家には衣装ケースに化した壊れたスーツケースがごろごろ転がっています。
製品がいろいろと改良されてゆきますが、何かが減れば何かが増える、という法則は変わらないようです。
文:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進 |